無線機を購入しよう
こののちに行う開局申請では、どのような無線機を使用するかを記入しなければなりません。無線機そのものが手元にないと、記入できない箇所がありますので、開局申請の前にまずは販売店で無線機を購入します。
購入する際のポイントとしては「技術基準適合証明」を受けたものを購入しましょう。また、「技術基準適合証明」を受けた無線機であれば、開局申請を行う際に、記入方法が簡単になります。
この技術基準適合証明というのは、その無線機が電波法で規定している性能を満たしていることの証明ですから、安心して使用できる無線機であることを表しています。
無線機はいろいろな種類があり、販売店には無線に詳しい人がいますから、わからないことがあればなんでも相談することをお勧めします。
アマチュア無線機のメーカ
YAESU(八重洲無線株式会社)
ハンディー機に定評のあるスタンダードブランドを併せ持っている。
最近はアマチュア無線はYAESU、業務用無線はスタンダードに部門が分かれている。
ICOM(アイコム株式会社)
業界最大手。日本のマーケットニーズに寄り添った製品開発・販売が行われている。
KENWOOD(株式会社JVCケンウッド)
音響メーカでもあるので、高音質な無線機や、カードサイズながら高出力のハンディー機がある。
ALINCO(アルインコ株式会社)
利用シーンに合わせたコストパフォーマンスの高い無線機が多い。
購入時のポイント
アマチュア無線機といっても、サイズや性能がパラバラでどれを選んで良いのかわかりません。そこで、アマチュア無線機の選び方について、紹介したいと思います。
アマチュア無線機を購入する際に一番に考えることは、その使用目的や用途です。使用目的や用途によって、購入するベストなアマチュア無線機は変わってきます。
しかし、まだアマチュア無線をやったことのない人にとっては使用目的や用途がまだはっきりしていない場合もあると思います。そういった場合には、どのようなサイズの無線機を購入するかで考えましょう。
アマチュア無線には、大きく分けて三つの種類があります。
〇屋外でも片手で手軽に使うこともできる小型のハンディー機
〇車に積んでドライブ先でも使うことのできる中型のモービル機
〇自宅で据え置きで使用するハイパワーな大型の固定機
大型の機材ほど、多機能高性能でハイパワーですが、価格帯も高額になり、電源やアンテナなどの付帯設備を別途購入する必要があります。
一般的には、初心者はハンディ機を購入することが多いようですし、お勧めします。しかし、本格的に自宅でアマチュア無線を楽しむということになればハンディ機ではパワー不足を感じるかもしれません。どのようなスタイルでアマチュア無線を楽しむのかをはっきりさせてから機材選びを始めましょう。
購入するサイズのアマチュア無線が決まったら、続いて考えないといけないのは、対応周波数です。
アマチュア無線機の性能表示には、必ず対応周波数が記載されています。利用目的にあっていない周波数の機材を購入しても意味がありません。目的に合った周波数に対応している機材を購入しましょう。
とくに、知り合いや友達など、特定の相手とアマチュア無線で交流したい場合などは、相手が使用している周波数帯に対応している機材を購入しなくてはいけません。使用している周波数については、必ず確認しておきましょう。
一般的には、初心者の入門用としては、50/144/430MHz帯を購入することが多いです。
複数の周波数帯に対応している機種(デュアルバンド)も多いので、そういった機種を選択すれば、一台で様々な周波数帯で交信することができ、単一の周波数帯に対応している機種(シングルバンド)を複数揃えるよりも経済的です。
最後に、
アマチュア無線機は安価な入門機から高価な上級機で、価格帯が広いため、どの価格帯の機材を選択するべきかは大きなポイントになります。
初心者の方は、安価な入門用の製品を選択することをお勧めします。長く使えるように高級機を購入するという選択肢もありますが、初めての一台に高級機を選択してしまうと多機能すぎて十分に使いこなせない可能性がありますし、万一合わない機材だった場合に経済的損失が大きくなってしまいます。
実際にアマチュア無線機を購入し、運用してみて初めて気づくことも少なくありません。まずは安価な入門機を購入して、アマチュア無線とはどのようなものなのかを体感してみてください。運用して性能に不満を感じたり不都合が生じてからでも、高級機の購入は遅くありません。
初めてのアマチュア無線機購入は、わからないことだらけです。不安な方は、アマチュア無線機専門店を訪ねて相談してみましょう。