国家試験に合格したら無線従事者免許申請をしよう

ここでは、第4級アマチュア無線技士の従事者免許の申請について案内していきますが、養成課程講習会を受講し修了試験に合格した方は、受講料に免許申請手数料が含まれており、申請も講習会の主催者が代行してくれます。ですので、ここのページは読み飛ばして頂いて構いません。国家試験を受験した方を対象に案内していきます。

国家試験を受験した方は、合否確認を行います。正式には、受験後10日前後で自宅宛てに届く「無線従者 国家試験結果 通知書」を待つことになりますが、少しでも早く知りたい場合は、試験問題の解答発表は行われないので、自己採点で合否判定してみましょう。

自宅に届いた「無線従事者 国家試験結果 通知書」は、あくまで通知書です。ですので、たとえ合格であっても、まだアマチュア無線技士になったとは言えません。さらに、無線従事者免許の申請が必要となります。

免許申請書を入手しよう

免許申請書は、つぎの総務省のホームページからダウンロードできます。

http://www.tele.soumu.go.jp/j/download/radioope/index.htm/

総務省HPよりPDFファイルがダウンロードできたら、記入します。申請にあたっての注意事項(記入例) も用意してあるので、見本通りに入力していけば大丈夫です。


申請書提出にあたって準備するもの

〇氏名および生年月日を証する書類
免許証や健康保険証のコピーではダメで「住民票の写し」・「戸籍抄本」・「印鑑登録証明書」等が必要となります。但し、以下のいずれかの番号を記入できれば書類は不要となります。
•住民票コード
•無線従事者免許証の番号
•電気通信主任技術者資格者証の番号
•工事担任者資格者証の番号

一番楽なのは、住民票コードを記入する方法かと思います。但しここで注意したいのは、「住民票コード」は「マイナンバー」とは別物です。

市役所に行って、住民票を発行してもらう際に「住民票コードを記載してください」と伝えると住民票コード付きの住民票を発行してもらえます。

〇顔写真(受験申請で用意したものと同じでOK)

免許証に添付する「縦30mm×横24mm」の顔写真が必要となります。これは試験申請時に用意した写真と同じサイズです。試験会場での身分確認の際に、写真について何も注意を受けていなければ、同じ写真を使用して問題ないでしょう。

〇封筒2枚
•送付用封筒(82円切手を貼付)・・・表紙に「無線従事者申請書類在中」と赤字で記入
•返信用封筒(82円切手+310円切手を貼付)・・・表紙に「簡易書留」と赤字で記入

1枚は送付する際に使用して、もう1枚は返信用として貼り折りたたんで送付用封筒に入れます。返信用封筒には切手を貼りますが、総務省HPを見ると「簡易書留」が推奨されているようです。そのため、切手は簡易書留料金310円分も貼付して、表紙に簡易書留と書いておきます。

もし返信用封筒を送付しなかった場合には、総合通信局に免許を受け取りにいく必要があります。総合通信局は、北海道・東北・関東・東海・信越・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄の11カ所ありますが、よほど近くにある場合以外は、返信してもらったほうが楽です。※万全を期すならば、送付用封筒も簡易書留で送付したほうが良いです。

〇1,750円の収入印紙
免許発行に際して支払う手数料です。1,750円分の収入印紙を免許申請書にのり付けします。

〇切手(送付用82円と返信用82円+簡易書留310円)
•82円切手×2・・・送付用と返信用封筒に貼る用
•310円切手×1・・・返信用封筒を簡易書留で送付してもらうため

以上の準備が整いましたら、郵送して第4級アマチュア無線技士の無線従事者免許が届くのを待ちましょう。申請書を送付したら、約1ヶ月ほどで免許証が送付されてきます。

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