アマチュア無線の電波の利用
アマチュア無線は無線通信を行うために電波を使用します。
無線通信は電波を利用して情報を送受信する技術であり、アマチュア無線もこの技術を利用して、音声、データ、画像などをやり取りします。
そもそも、私達の生活の中では様々なところで電波が利用されています。
身近なものとしては、テレビやラジオ、携帯電話、インターネットに接続するために使用するWi-Fi、イヤフォンなどで使われるBluetoothなども挙げられます。
このように” 電波 ”は様々な用途で使われているので、使用するためには一定のルールに沿って利用しなければなりません。
なぜなら電波を好き勝手に利用すると、混信や干渉起こして電波障害が起り、正常に設備や機器が使えなくなってしまうからです。
そのため電波の利用には色々な規則が法的に定められています。また、それらの規則をまとめたものは電波法令と言われています。
電波の利用にあたってはこの電波法令を守りながら利用をしなければいけません。つまりアマチュア無線を使う人は”電波”のことに精通した使用者であるといえます。
アマチュア無線は興味や関心を持った人が楽しむための無線
アマチュア無線は金銭のやり取りが発生するような、法人等の営利目的の使用は禁止されています。
アマチュア無線に関する電波法令(電波法施行規則)では、「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う」ものとされています。
さらに「営利を目的とする法人等の営利事業の用に供する業務は含まれない」と定められていることから、金銭目的や事業目的としての利用はアマチュア無線できないことになっています。
つまり、アマチュア無線は無線の技術に興味や関心を持った個人などが楽しむための無線通信です。
なお、法人等の営利目的で利用したい場合には、アマチュア無線とは別ものの業務無線を使う必要があります。営利目的で利用した場合、罰則が課されますので注意しましょう。
アマチュア無線を利用するために必要な物とは
アマチュア無線は、無線機器を購入しただけでは使うことができません。無線を操作するための免許の取得や無線機を運用するための免状の申請が必要です。
手順としては、講習の受講又は国家試験を受け“無線従事者免許証”を取得し、無線機を買ったのち無線局の開局申請をして“無線局免許状”を交付してもらう必要があります。(絵)
また、無線機器を使うための専門知識と技術も身につけ、最低限のルールを覚えて楽しむ必要もあります。
少し大変に感じたかもしれませが、免許の取得や免状の申請はそんなに難しくなく、必要最低限の専門用語と交信方法を知れば、あとは勇気と馴れで誰でも比較的簡単にできる様になれますのでご安心ください。
当サイトではアマチュア無線の始め方も詳しく解説していますので、興味と関心のある方はそちらも御覧ください。
フォロー:資格が必要な趣味はアマチュア無線だけじゃない
スカイスポーツやダイビングも民間資格ですが資格が必要ですし、船舶の操縦や自動車の運転は趣味であるか否かに関わらず運転や操縦自体が業務だから趣味であっても資格は要ります。
アマチュア無線はその他の趣味と同様、年齢や性別関係なく誰もが楽しむことできます。また、始めるまでの手順や方法がわかればそんなに難しくはありませんので、ぜひ始めてみましょう。
【まとめ】アマチュア無線とはどんなもので、どうやったら始めれる?
アマチュア無線とは、無線の技術に興味や関心を持った個人などが、公共の財産である電波を私的に利用して楽しむことのできる無線通信のことです。
楽しみ方としては、無線機を使って遠方にいる人と音声通話をしたり、FPVドローンを飛ばすことが出来ます。しかしそれら機材(無線機やFPVドローン)は購入しただけでは、使用することができません。
運用する為の国家資格「無線従事者免許証」と、電波法に基づく免許「無線局免許状」を受けた「無線設備(機材:無線機やFPVドローン)」が必要になってきます。アマチュア無線を始める場合にはこれらを準備しましょう。
アマチュア無線を使う人は、電波法令を守りながら利用する必要があり、”電波”のことに精通した使用者または取扱者である。